北のメガファームは春を待たない

・パパの農業日記

みなさんこんにちは



ここでは田舎パパが経営する北国の農業法人(農地90ha)で楽しく行われる日々の農業日記を書かせていただきます。


そしてもちろん農業をしている読者さんや始めたいと思ってる方(家庭菜園の方~新規就農者、農家の方まで)に対しての予備知識にでもなったらうれしいな~と思いながら。




気合い入れて農業熱を込めて伝えていきます!!!! のでよろしくお願いいたします!(^^)!





さて、2023年、3月。   田舎パパの農園でも作業が本格的に始まっていきます!!








とは言ってもまだまだ外は真っ白な雪景色。





畑の土すら見えてません。





私のいる北国の雪解けは4月。そして11月にはまた雪が積もり始めます。





要は農業を出来る時期が「ほぼ7カ月」しかないのです。この間にしっかり稼がなくてはいけません。






なので私の農園ではゆっくり自然に任せて雪解けを待ったりはしません。







【融雪剤の登場】

鉄則です。サムネイル写真の通りこの「融雪剤」とゆうものを水田や畑、ハウス周りに散布していきます。




白い雪のままより少しでも黒っぽくしておいたほうが日差しに当たると雪解けが早い。それは説明しなくてもわかりますよね?




その辺については当たり前のことなので説明は割愛します。





この「融雪剤」を施すことによって毎年約10日以上は雪解けが早くなります。

ハウス周り
水田や畑の散布後の写真がこちら






たった10日だと思うかもしれませんが、限られた夏で農業をするにあたって、その10日を稼げることがメガファームにとってはとても大事なのです。





もちろんこれをやるのも費用がかかる。無駄遣いはしたくありません。




積雪が少ない年には10aあたりの投入量を減らしたり、当農園の90haある畑の中で、作業を早めにしたい圃場にだけ散布したり、毎年色々考えながらやっています。






もちろん「今年の雪はめちゃくちゃ多いなー」という年は全面積にこの融雪剤を投入したこともあります。






「初っ端から経費かかったなぁ……」と思いながらしぶしぶ。(笑)



農業は自然が相手。この融雪剤を散布した1週間後にもっさもっさと大雪が降ってしまうこともあります。





「ちくしょー---!!!!」です。






ですがある程度は週間天気を見ながら3,4日は天気のいいときに散布するのでそれだけでも数十センチは積雪が減りますからね。





なので私の経験上、やっておいて損はないです。





ちなみにこの融雪剤も様々な種類のものがあって、田舎パパのところでは4種類ほど使ってます。




・粒状のもの(機械で散布しやすい)


・粒状だけどケイ酸成分やアルカリ成分が入っているもの(作物によって使い分ける)


・粉状のもの(スコップなどでまくときに使う)



などなど……。





まだ畑の土すら見えてないのにいきなり選択肢多いし、融雪剤だけでも奥が深すぎ!!





なんて田舎パパも思います。(笑)





でも、これが農業です。






ちょっと難しい話ですが、90haの農地があっても「全く同じ畑」というのは一つもなくて、農地を増やしていってもその管理法方を一色単には決してしない。




【圃場ごとの管理】というのが大事。






これの考え方を信じて!田舎パパは農場を運営しております(^^)/







さて、次はハウスかけでもするかな~。。


















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