メディア等では若い人が農業に取り組むことに焦点をあてることが多々ありますが、それだけの情報では農業と接点のない人生を送ってきた人たちにとっては若干キレイに見えすぎです。
もちろんそれがメディアであって、私も農業をする上でそうゆう明るいスポットがあたり、農業人口が増えるきっかけなることを嬉しく思っています。
が、その反面、いざ始めようとした時。いくつかの壁にぶち当たります。
もちろん私も農家をやりたいあなたを応援したいとゆう気持ちの上での「夢と現実」を書きます。
【みなさんが農家になりたいと思ったきっかけはなんですか?】
- 親戚、友人がやっていて楽しそう
- サラリーマン生活に疲れた
- 儲かりそう
- 田舎暮らしがしたい
- 好きな野菜、作りたい野菜がある
- 近場に農業の特産品があり、農家が盛り上がって見える
- 農業関連の仕事に就いていて農家と関わるうちに自分でやりたくなった
上記「1〜3」の理由で始めたいと思っている方たちのことを中心に今回は書きたいと思います。
その他の理由だという方へは次の記事で書きますが、今回のことも農業を始める上で大変参考になると思いますので是非ご覧ください。
【友人知人が農業をやっていてやりたくなった方へ】
そう思った人は、あなたの周りや仲の良い人にとりあえずこう聞いたりすると思います。
「農業ってどう?」
その返答は様々でしょうが、例えとして、こう言われることもあるでしょう。
・家族で農業をしている知り合い
「忙しいけど、自分の考えた時間で働けるから良いよ〜」
・農家ではないが農家と身近なJAや地方公務員の知り合い
「農家さんは自由でよく飲み会してるし、羽振りもいいんじゃないかなー」
・農業法人で働く知り合い
「忙しいときは残業も多いし、大変。ただ決まった休みはあるよ。うちの社長は金持ってそう」
などなど…あると思います。
農業に興味を持つキッカケとしては充分ですよね!
ですが、ここで私からのポイントです!
〜伝えたいことその1〜
『もう一歩先の人へ聞いてみよう』
例えばあなたの友人が家族で農家をしている場合、あなたの友人のお父さんやお母さんに意見を聞いてみましょう。
例えばあなたの友人がJA職員の場合、経営している農家さんを紹介してもらいましょう。
例えばあなたの知人が農業法人の従業員の場合、社長と繋いでもらいましょう。
株式会社だとしてもほとんどがそんなに大企業ではないですし、個人農家から法人化したパターンがほとんどです。
社長も最初はただの個人農家。農業に興味ある若者を邪険には扱わないでしょう。
きっと相談にのってもらえます。
(実際のところ年に数件は私のところへも知人や町役場を通したりして、相談がきたりします)
さて、なぜ予めそこまで聞くのか。
「だってあなたは自由を求めて農業をやりたい」
「サラリー収入ではなく自分で作って、売って稼ぎたい」
「農家のアルバイト、農業法人の従業員になりたい訳ではない」
「元々が農家生まれではなく、一から農業経営を始めたい」ですよね?
少々失礼かもですが、あなたの友人はもう経営者ですか?例え名義上、経営者だとしてもまだまだ親に依存しているケースもあります。
JA職員、町役場の人は実体験をしていません。
農業法人の従業員の人は野菜の作り方はもう社長よりうまいかもしれませんが、経営に関することを教えることはできません。
大きい農業法人の社長も一人で農家を経営したいあなたも基本的には同じ目線にならなければいけません。
以上の理由から、農家になるためには「その先の人へ意見を聞く」とゆうことが本当に大事になります。
【サラリーマン生活が疲れた】
私もサラリーマンをしていました。
疲れちゃいますよね。わかります。
ただ考えてみるとこのことに関しては結構深掘りして伝えるべきだと書きながら思いました。
別の記事として改めて書くことにします。
【農家は儲かりそう】
これは先ほどの経営者に直接聞いてみるとゆう点に付随しますが、仮にあなたの周りに聞く人がいない場合。
現場の生の声として私が伝えます。
がこれもリアルに伝えると長くなります。
別の記事で改めて書かせてください。
でもこのことのさわりとして、簡単に今伝えておきます。
・農家さんは大小規模の違いはあるけど、皆が経営者、プライドは高いです。なのでお金に困ってるように見せないようにすることも多いです。
・1台数百万〜1千万以上の農業機械を買っていたりしています。もちろんなければ作業ができないから購入します。
購入した本人もすごいなーと思いますし、農家さんもそこでしか羽振りの良さを見せれなかったりします。(私も全てローンを組んでの購入です)
・上手に作物を育て、販売できていれば設備投資による支払いをしながらでも、基本的には生活はしていけます。
販売ルートを確立、自分の農園のブランド化をすれば収入の安定へも繋がりますし、
そうじゃなくえも例えば作っている野菜などが市場で急に高値になり大きな利益を生むこともあります。
ただ、その逆も然りです。
そして絶対的に操作ができないのが天候による被害です。
安定していた経営も自然災害により一変することがあります。
そしてここでも私からのポイントです!
〜伝えたいことその2〜
『農業に夢はある!が今年結果が良かったから来年も良い。には絶対にならない』
〜伝えたいことその3〜
『農業しながら家族とマイホームで生活して、年に1回以上旅行行くことを目指そう!』
新規で就農してここまで出来れば最高です。
それ以上のことも狙えない訳ではありませんが、それ以上の努力が必要です。
まずは体や心を壊さない程度に新規就農して5年目くらいの目標として目指してください。
結婚、家族や旅行に興味ない方だと
『月に一度はちょっと高めな居酒屋でお酒やうまいものを食べ、たまには誰かにご馳走もできる。行きつけのスナックの太客くらいにはなれる』
ですかね。笑
さて、この辺で新規就農についての第一話を今お終いにしたいと思います。
次からはあなたの考えに繋がるような記事があれば参考にして頂けたらと思います。
最後に。多少皆さまに上から目線で、偉そうに伝えて申し訳ございません。
私自信の農業を始めた理由は体調の崩した父に「農業手伝え」と言われたのがキッカケです。
最初は農業に対する志も何もなかったです。
むしろ小さい頃から父母、祖父母の農業を近くで見ていて、
「汚い」「儲からない」「住んでる家もボロい」など思いながら、父から手伝えと言われるまではむしろ遠ざかろうとしていました。
なのでどんな理由であれ【農業をやりたい】
と自ら思えて私の記事に目を通してくれている読書さんはスタートの段階で私よりかなり立派です!!
みなさんの知識や目標の+(プラス)になれることを私なりにこれからも更新していこうと思います。
ありがとうございました。
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